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「…。」
すると、突拍子も無い話に静寂が流れる。
しかし、その直後、宗運が大口を開けて笑い始めた。
「はっはっは!合点が…合点のいく御答えですな!信じられぬが!それならば合点のいく答え!!まさか、合点のいく答えがあったとは!!わっはっはっは!!」
それに釣られるように、半兵衛も涼やかに笑い始めた。
二人とも微塵も隆行の言葉を疑っていないようである。
「わーはっはっは!ひーひー!参った!参り申した!!
宗運は腹を抱えて大笑いしている。
「ならば…ならばあれかの?軍聖様は日の本全ての歴史を御存じという事ですかな?!いや、この後の事も?!」
「は…はぁ。多少は…。」
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