異見の人相

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「はっはっは!こりゃぁ、誠に神のようなものでは無いか!敵わぬ!味方と即断して正解であったわ!」 「ふふふ…。」 すると笑っていた半兵衛が口を開いた。 「…と、なりますと…甲斐隼人殿も…未来から?」 「む?うむ。そうじゃ。じゃが、あやつは歴史好きでは無い故、全くこの時代の事を存じ上げぬが…。」 「わぁはっはっは!歴史!歴史となっ!如何にも未来からの発言じゃ!ひー!たまらんわぃ!こりゃぁ良ぇ!」 「隼人殿は未来の方にございましたか。それであれば、拙者も少し言い訳をつける事が出来ます。そういえば…」 半兵衛は突然真顔で隆行の方を向くと、そのまま視線を宗運の方へずらした。
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