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(どうにか勝頼派が負けませんように…。)
隼人達は2週間近く掛けて一条小山城に辿り着いた。
その辿り着いた先では、未だ戦闘が継続していた。
その様子を見た隼人は、ほっと胸を撫でおろす。
「良かった…。これで修羅にならずに済んだ…。」
その呟きの通り、上杉軍の登場で、義信派は城の包囲を解いた。
そして、一戦を交えたが、勝頼派と拮抗する戦力であった義信派が、更に増えた強兵1万に対応する事は出来なかった。
戦は勝頼派の圧勝に終わり、武田義信は処刑された。
そして、義信派は解体され、新生武田家に組み込まれた。
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