本編291ページから

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着替えたばかりの浴衣を脱ぎ捨て、口に含んだ粒を舌で弄びながら内腿を手の平で撫でてから、もう既に張り詰めて涙を流す南の熱を包み込む。 口の中の粒を吸い上げ舌で転がしては手の平を緩く動かせば、大きく体をしならせて頭を振る。 「ゃ、だ、ぁっ、海斗っ、海斗ぉ…っ」 濡れた声で懇願しても、余計に煽るだけだってお前は知ってるか? それに本気で嫌がってなんかいない事など良く知ってるんだ。 「……南…」 軽く口付けて、体を下にずらしながら細い両足の間に入り込んで顔を埋める。 蕩けて潤んだ瞳を見開く顔が視界に映って、思わず口元が緩む。 「あっ!や、駄目っ、やめ、や、ああっ、」 南の半身が口の中でびくびくと震え、舌を絡ませ吸い上げる度に細い体が反り返る。 緩急を付けて頭を動かせば、熱く脈打つそれが硬く質量を増して限界が近い事を知らせる。 「や、も、海斗っ、も、離し、てっ、ダメ、は、ぁあ、あっ……っ、」 力無く震える手で俺の頭を掴む南の体が大きく反り返り、口の中がほろ苦く熱いもので満たされた。 白い肌を紅潮させて、震える唇から浅い呼吸を吐き出しながら、潤んですっかり蕩けた瞳から涙が伝う。 可愛くて堪らない。 早く一つになりたくて、俺自身の熱がどくりと大きく脈を打つ。 吐き出されたばかりのモノを手の平に落とし、入り口を解していけば達したばかりの体がびくびくと跳ねる。 自身の欲を無理矢理抑え込んで、口の中のモノを少しずつ指に落としてはナカに塗り込む。
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