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着替えたばかりの浴衣を脱ぎ捨て、口に含んだ粒を舌で弄びながら内腿を手の平で撫でてから、もう既に張り詰めて涙を流す南の熱を包み込む。
口の中の粒を吸い上げ舌で転がしては手の平を緩く動かせば、大きく体をしならせて頭を振る。
「ゃ、だ、ぁっ、海斗っ、海斗ぉ…っ」
濡れた声で懇願しても、余計に煽るだけだってお前は知ってるか?
それに本気で嫌がってなんかいない事など良く知ってるんだ。
「……南…」
軽く口付けて、体を下にずらしながら細い両足の間に入り込んで顔を埋める。
蕩けて潤んだ瞳を見開く顔が視界に映って、思わず口元が緩む。
「あっ!や、駄目っ、やめ、や、ああっ、」
南の半身が口の中でびくびくと震え、舌を絡ませ吸い上げる度に細い体が反り返る。
緩急を付けて頭を動かせば、熱く脈打つそれが硬く質量を増して限界が近い事を知らせる。
「や、も、海斗っ、も、離し、てっ、ダメ、は、ぁあ、あっ……っ、」
力無く震える手で俺の頭を掴む南の体が大きく反り返り、口の中がほろ苦く熱いもので満たされた。
白い肌を紅潮させて、震える唇から浅い呼吸を吐き出しながら、潤んですっかり蕩けた瞳から涙が伝う。
可愛くて堪らない。
早く一つになりたくて、俺自身の熱がどくりと大きく脈を打つ。
吐き出されたばかりのモノを手の平に落とし、入り口を解していけば達したばかりの体がびくびくと跳ねる。
自身の欲を無理矢理抑え込んで、口の中のモノを少しずつ指に落としてはナカに塗り込む。
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