第1章

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何だか俺ってば、キューピッドさんだ。しかし、急にイチャイチャしだした2人に俺は頬を赤くした。きっと、挙動不審…。みんな2人のせいだ。 蓮司さんも玲香さんも俺にありがとうと言った。何だか嬉しかった。だけど2人はこの世にいない。 それから、何度も喫茶店に行った。そして、いつの間にか俺は常連の域に達していた。実は俺もここは気に入ってるんだよね。 俺はガトーショコラを頼む。 『ちょっと!拓!パンケーキにしてくれよ。』 『そうよ!拓海くん、パンケーキにしてよ。』 今日も俺で待ち合わせの2人は我が儘だ。相変わらず仲良くやってる。 これってどうなの?と思うけど、これからも俺で待ち合わせるんだよね。 まぁ、嫌じゃない。 俺は店員さんを呼ぶ。 「すみません、あとパンケーキもお願いします。」 完。
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