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今日も頑張って行くぞ~!
ふぁ~…眠っ。
学校に行っても眠気が収まらない。
ぼ~っとしながら見た夢を思い出す。
誰だろう?
考えても…考えても…わからない。
「葵~?」
ビクッ!
「何ビクついてんのよ。
なんか有った?」
心配そうに典子が覗き込む。
「ううん、なんでもない。
眠れなかったかも…」
「誰が?」
「私…」
「……あはは、あり得ない!
葵に限って断じて…無い!」
そこまで否定するかい?
典子の心配の裏返し…
いつも私が落ち込んだ時ほど笑い飛ばす。
それが私には嬉しい。
「典子!それって酷くない?」
そう言うと典子はペロッと舌を出した。
持つべき者は友達!だよね。
夢の事は家に帰って考えよう。
そう決めて放課後、典子と寄り道しながら帰った。
家に帰って来て着替える。
夢の中なんて、あり得ない事が起こるし気にしない様にしよう。
夢だ!夢!
考えない…考えない。
明日も学校、宿題して寝よう。
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