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酔いが覚めた朝の9時頃に
寝床から起き上がることが億劫な
僕の気持ちをよそに時間だけが過ぎていく
昼の12時に仕方がなく起き上がるも
頭痛を起こした僕は
怠惰に見てもいないテレビを眺める
なにもかもがつまらない
つまらないものにしているのは
僕なんだ
世界は誰のものでもない
人は両手を精一杯広げた範囲を世界と
呼んでいるんだ
他人の本意は分からない
本意を汲んでいるんだ
それは自分自身の気持ちを混ぜ合わせたもの
もし、あなたが人を憎んだとき
それは、自分を憎んでいる
そう言われた自分に
そう思われた自分に
そうやって昨日の自分を他人と呼んで
客観的に見直していた
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