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「生と死の狭間で」
息をするだけで
精一杯だったあの日
どうして生きてるのか
どうして生まれたのか
いつも疑問を感じてた
私の生きてる意味が
見つからず
それでも死ぬのは怖くて
その世界を塗り替えた
存在を目にしたんだ
手を伸ばし 手を伸ばし
肩から抜け落ちそうなくらい
必死に手を伸ばした
死にたくはなかった
どれだけカッコ悪くても
どれだけみっともなくても
灰色の世界が一変し
鮮やかな虹色が炸裂する
この瞬間 私は生まれ落ちた
ほんの瞬間でもいい
瞬きのような世界でも
生きていると感じられたなら
生きていると感じられたなら
それでいい
君といられたら
手を繋げたら
燃え尽きて落ちるその瞬間まで
そばにいれたら…
それでいいと私は思ったんだ
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