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「優秀な部下だから、お前に肩入れしているのかと思っていたんだが、あれこれ俺に警告してくるのは友愛の情からだと最近気づかされた」
布端を咥えたままでいてくれと低い声で命じられて、唾液の染みが広がる衣服をめくりあげたままベッドの上で膝立ちをキープする。
余分な肉がない分、臍下あたりは愛撫に弱い。シーツに身を倒せない状態では快感を逃がす場所がなくて、パルの足は小刻みに震えている。
ルフェスの話の時系列が頭の中でうまく繋がっていかなくても仕方がなかった。聞かせると言うより、独り言のような囁きと交互にくれるキスは熱を高めていく。
中を探る指と臍下をゆっくり舐めていく舌が近いはずないのに、穏やかな快感が持続するうちに皮や肉の存在を消し交わっていく。
口を塞ぐものがあって良かったのかもしれない。
分泌するものはないのに、張った乳房から何か滲み出ているような感覚が消えなかった。
くちゅくちゅと下品な音を立てながら指を食むパルの身体の内側もじわじわと潤んでいるのがわかる。
繋がるために用意された場所ではないから、備える手間が女性に比べて多くなる。
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