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「捨て子?・・・孤児や捨て子等、親が居ない転生者や特殊能力保持者には、必ず里親がつくはず」
「ずっと隠してましたから、力も記憶も」
「小さい時にそれは無理だろう、記憶が戻るまで何かでばれる」
「・・・・私が記憶戻ったのは、産道を通過してる時でした」
「・・・・はあ?産道って・・・」
「苦しいわ、痛いわ、赤い世界から白い世界にでて、なんじゃこりゃ!と叫んだつもりが自分の声がおぎゃだったのは驚きましたね」
「赤い世界?」
「あぁ、たぶん、ほら手を太陽にかざすと赤いでしょう?そんな感じだと思う」
「ずっと、隠してました。力を全く使わなかったわけでは無いけど、ばれなかった」
「どうしてばれた?」
「好奇心に勝てなくて・・・前世がこの世界似た世界なので、この世界にもしかして私が居ないかと、ちょっと探したら、ばれた」
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