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宮本との対峙
「何故泣く!」
「"なな"私は君を愛していた」
「愛とは、言いようだ、私の純潔を奪い、その後も陵辱して、おかげで子供が産めなくなり、初めて私が愛した人を殺して、私も殺して、凄い愛情だな」
「・・・」
何も言えない宮本
「前世の事だ」
そう言って私は刃物を仕舞う
「今を生きろ、"なな"は居ないんだ」
「"なな"」
「渡辺(わたなべ)倭子(わこ)だ」
「恨みはある、魂に刻まれた恨みは消えない、でも割り切ることは出来る今は”なな”ではないから」
顔を見ずに私は言う
「出来たら、もう関わりを持たないでくれ、醜く恨みに翻ろうされる自分が抑えきれないんだ」
そう言って、宮本を置いて公園を離れた
宮本は声を出して泣いていた。
どうしてそうなる・・・
<倭子(わこ)を崇拝>
宮本に着いた称号
あれがどうして崇拝に繋がるんだ~!
辛いこと、楽しかったこと、一杯思い出しちゃった、夢に見そう
出来たら公爵の夢が良いな、
後の転生先の伴侶には悪いが、今までで一番愛したのは公爵だな
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