第3章 神様のいたずら

3/8
前へ
/34ページ
次へ
【で。なにか考えついた?】 国語が終わろうとするまさにその時、再びあいつの声が頭の中で鮮明に聞こえた。 (無理です) と、私はついムキになっている。イライラが益々上昇していた。 【思ったんだけど、これはテレパシーかな?】 (テレパシー?) …超能力の? あの、テレパシー? なんで? そんなものがどうして、私と平蔵の間で突然現れるというの? 私達は、犬猿の仲なのよ? 以心伝心する道理などないわ!
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

148人が本棚に入れています
本棚に追加