完璧男子に類なし before

5/7
前へ
/7ページ
次へ
瀬戸の足を押し上げて、まったく慣らしてもいなかったそこに、突きたてた。 痛いのか苦しいのか、瀬戸の身体が強張る。 「っはあ、はあ・・・っ、瀬戸・・・く」 「た、たち、ばな・・・痛い」 「ごめん。だけど、お前が悪いんだ。あんなこと、っく、言うから・・・っ!」 「ぐ、ぅ、ああっ、お願、まだ、だ、めぇ・・・っ」 ギチギチの中、腰を動かす。 早く瀬戸が良くなるように、瀬戸のものを扱きながら、首筋を舐める。 「ん、ふ、んんっ、く、っ」 「は、あああっ、い、いやだ・・・っ、たち、ばなぁ」 数え切れないくらいしているから、慣れてしまったのか、 瀬戸の身体はすぐに、快感を引き出した。 「瀬戸、瀬戸・・・お、れの・・・っ」 「う、んっ、は、だ、だめ、出る、出ちゃ」 手の中のものが、限界を訴える。 そして俺の頭の中も、真っ白くなっていく。 「で、出る、っ、あああ・・・・・・っ!」 「う―――っ、ふ・・・」 瀬戸が達した後、搾り出されるように締め付けられて、 俺も、吐き出した。 「・・・・・・ぁ」 「はあ、は・・・、ん、なした?」 「っ、いや、その・・・」 「なんだよ、やっぱり痛かったか?」 「それはいいんだけど、その・・・」 赤い顔をした瀬戸が、聞こえるか聞こえないかくらいの声でつぶやく。     
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加