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キョロキョロと周りを見ながらディウブを待つこと数分。
そろそろ部屋を見回すのも首が疲れてきた頃に右から足音が聞こえてきた。
ドアを開けて入ってきたのはディウブと知らない人だった。
…これまた長身イケメンですね。
この国にはイケメンしか生息していないのか…
あ、そだ。お辞儀お辞儀!!
2人のイケメンを前に 絵になるなーと思ってた思考を引っぱたいてぺこりとお辞儀する。
すると少し間を開けてからぺこりとお辞儀をかえされた。
すると「Nola dago? Ez al da cute?」とディウブが話しかけていた。
少し話こんでから彼は俺の方を見て手で俺を指し、小首を傾げた。
「あ、俺は章です。あ き ら。」
と、先ほどディウブともやったやりとりをして、お互いの名前を入手したのだった。
彼の名前はアーキルと言うらしい。
身振り手振りで話をすると、どうやら俺に言葉を教えてくれるそうだ。
凄く嬉しいが何故ここまでしてもらえるのかが分からなかったので代わりにこのお屋敷の掃除をすると言ってみたが何故か却下され、
お言葉に甘えて教えてもらうことに。
その後はご飯をディウブと二人で食べ(メタクソうまかった。)先ほどのとてつもなく居づらい部屋に通されて何もすることがなかったので布団に潜って寝ることにした。
袖を見ると未だに腕に残る紐のあとはあるが今はそんなことを考えている余裕はなく気がついたら爆睡をしていた。
明日のことは明日考えよ。
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