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章のせいで重っ苦しくなってしまった昼食を終え、席を立ったディウブが頭を撫でながら
「Zer ... ... hori ... gogor saiatu.」
といい、出ていった。
気を使わせてしまった…
午後からは気を取り直して元気に行こう。
そう決めた章は食後の果実水を飲みながら午後の予定を考えた…
とりあえずお屋敷探検だな。
その後昨日の狼さんを探しに行こう。
「アーキルさん。ご馳走様でした!」
ぱちん。と手を合わせて合掌。
食べ物と作ってくれた人に感謝をしてお礼を言う。日本人たるもの頂きます。とご馳走様でした。は大事だよね。
びっくりしたような顔してるけどこれだけは外せない!
意外と律儀な章君なんだよ(ドヤァ
コホン
「Ondoren, uste dut iraganean gonbidatuei itzuliko dietela eta hizkuntzak irakasteko.」
お、なんかアーキルさんが話してる
じーっとアーキルさんを眺めていると、はっとしたような顔をして、
「Kopa」
と、グラスを持ちながら言った。
「え…? かぁぷ…???」
とりあえず言われたことを復唱してみる。
するとニッコリ笑顔で頭を撫でられた。
そして次に彼が手に取ったものは
「Labana」
ステーキで使ったナイフ。
これも同じように復唱すると頭を撫でられた。
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