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『うわぁ…!!!!!でけぇぇぇ』
昼食を食べてディウブと別れた俺とアーキルさんは馬小屋に来ていた。
…いや、わかってたよ。ディウブやアーキルさんとか、他のここで働いている人とか、女の人でさえ俺より大きいからね。馬も大きいだろうなと思っていたさ。競馬に出てるようなスラッとしていなくて、ちょっとずんぐりしてる体は見上げるほどに大きい。そして足にふさふさの毛が生えている。
格好いいけどちょっと怖い。
「ここ、アルゼェーブでは大型馬が主流で先ほどお話したように、シャイヤー種が半数を占めています。迫力がありますが、性格はとても温厚ですのでどうぞ撫でてください。」
恐る恐るさわるとちょっと硬い毛で、あったかかった。やべぇ、もふもふしてないけど凄く可愛い。
「野菜、食べるしますか?」
もし食べるならあげてみたい。
その後俺は存分に馬との交流を楽しんだのだった。
「では、今日ここで見て覚えた単語がこちらになるので、復習してくださいね」
『…まじか』
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