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おはようございます。章君です。
今日のお天気は窓から見るに晴れ。雲もあまり出てなくて、でも風があるとってもいい天気。
ピチチチチ…スー…と可愛い鳥の鳴き声が聞こえたので起き上がろうとするも体が重くて動けない。え、なんで?
そういえば背中が温いような…もー、狼さんくっついて寝てるんでしょ!顔を見せなさい!!
ぐるり、と首を回すとディウブのドアップ。
………………………へぇ、ディウブって睫毛超なげぇのな。
さっき鳥の鳴き声と一緒にスースー言ってたのお前の寝息か。
………。
…な ん で デ ィ ウ ブ が こ こ に い る ?
めちゃめちゃ身体暖かかったけど、あ、そういう…
ちらと布団の中を覗くと、俺の腹にディウブの手が乗ってて、足も俺とディウブの足が絡んでる。
もちろん、お互い服は着てる。
よかった。ほんとによかった。
俺、空気を読んで枕になる。
と、言いたいところだが、だがしかし。
ディウブの顔が俺の首にありまして。
何が言いたいって?
スースースースーくすぐったいんだよ!!
首だけでも離そうとニジニジしていると腹に乗っていた手が動き胸のところでがっちりホールド。もうびくともしませんわ。お手上げ。
起きたとき覚えてろよ。
そう思い二度寝の世界へ飛び立った。
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