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さぁ、始まりました!AKIRA'sクッキング!
本日の料理は
誰でも簡単☆プルプルぷりん!!
材料は
①卵
②牛乳
③砂糖
これだけ!これだけでできるんです!!
そして!! さ ら に !!
砂糖をめんつゆもしくは白だしに変えるだけで簡単茶碗蒸しにもなる!!
あ、茶碗蒸しは牛乳じゃなくて水でも良いよ!!
え?
なんでこんなに心の声で話してるのかって??
それはね…
『なんっっっだこれ!!!!卵くそ硬ぇ!!!!』
「え?なんて??」
「見てわからないんですか? 硬いんですよ。割れてないじゃないですか。」
横で二人が話してる。
アーキルさんよく言った!!
「まぁ、でもやはりというか。幼児並みですね。」
…おい。
「アーキルさん。お願いします。」
彼は手早く片手で持ち、コンコン、パカァと上手に割りました。
ここの世界の人、マジゴリラ。
そんなこんなで出来たプリンは二人に好評だった。
沢山作ったのを食堂にいた人達に食べてもらったところスゴく喜ばれた。
それを見たラートゥさんは宮内食堂のデザートにも入れたいと言っていた。
なんでも、騎士さんは甘いものが好きな人が多いらしいのだが、城下町?で甘いものを買うのに躊躇いがあるらしく、ここでなら気にせず食べられるのではとのことだった。
日本でも強面の人とか、ヤがつく人とかがパンケーキ食べてたりすると遠巻きで見ちゃうしな…
ギャップ萌えとかこの国無さそうだし、是非やってくれ。そしてスイーツ男子を増やすんだ、俺のために。
そのためにも、またお菓子を作りに来たいと話したら是非来てくれとのことだったので、約束をした。
その後、ちょうど帰宅したディウブに遭遇し、プリンをあげたら変わりにお菓子をカゴいっぱいにもらった。ちょうど1ヶ月くらい前から週一くらいでお菓子をくれるようになってて、抱えきれないくらいくれるもんだから、
「入れ物も寄越せ」と何の気なしに言ったらくれるようになった。
そのお礼もかねてプリンをあげたのにまた貰ったので、嬉しいけど少し困る。
そろそろ運動しなくては。メタボになってしまう…
夕食になるまで言葉の復習と、筋トレをしよう。
そう決めた俺だった。
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