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一行が今いる場所はライフシティーの市街地……ロックの言うような闇の部分等は微塵も感じさせないくらい、美しい町だった。
高級感のある建物が並び、ゴミなどもいっさい落ちていない。
町を綺麗に保つ事を意識している感じが、他所から来た者でもわかるくらい、美しい町作りをしている。
ロックが言った。
「とにかく医者を探そうぜ……話はそれからだ」
一行は適した病院を探すために、ライフシティーを進んだ。
ライフシティーの街並みを堪能しながら、住人に聞き込みを重ねた結果、とある病院の情報を入手した。
『マグワイヤーホスピタル』……ライフシティーで一番有名であり、ライフシティーの医療管理は全てマグワイヤーで行われている。
マグワイヤーホスピタルはライフシティーの中心部にある一番高い建物だというので、すぐにわかった。
一行はさっそくそのマグワイヤーホスピタルに向った。
マグワイヤーホスピタルに到着すると、一行は驚愕した。
「スゲェ……」
ロックは目を見開き、口をポカーンと開けて呟いている。
ロックが驚くのも無理はなく、マグワイヤーホスピタルの白く美しい宮殿のような造りの病院は、病院と言うよりまさに城だった。
「逆に落ち着かないわね……」
エリスの言葉にユイとマキも頷いている。
「そうとう悪どい事をやってやがんな……」
ロックの人聞きの悪い言葉に、誰も反論しなかった。それほどまでにこのマグワイヤーホスピタルは立派であり、まともな病院に見えなかった。
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