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……ライフシティー……
ライフシティーに到着した一行は、飛空挺から降りて町の景色を観察していた。
飛空挺は港の預り所に停泊させ、ジンはする事があるらしく留守番するそうだ。
港はシンプルで特に何もなく淋しげだったが……港からでも確認できるが、町は綺麗で高級感のある感じだ。
高層ビルやホテルが建ち並んでいる訳ではないが……高級感のある住宅が並んでいるのがここからでも確認できる。
「なんか良さそうな町ね……」
エリスがそう言うと、ユイとマキも頷いた。車椅子に乗っている大バァの表情に変化はなかった。
エリスはマキに言った。
「とりあえず病院をさがしましょ……」
マキは頷いた。
「そうですね。大バァ様を診てもらわないと……」
するとロックが言った。
「病院はそこらじゅうにあらからな……町で誰かに聞きゃあ、いい病院を教えてくれんだろ」
ロックの言う通り、このライフシティーには至るところに病院が存在する。総合病院から専門医まで全ての病院が揃っている。
一行は町を目指し港から南へ向かった。
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