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『メインエンジン点火。 発射まで300秒。』 謎の店内アナウンスが流れると共に照明が落ちる。 店内にはサイレンが鳴り響き、 どこにあるのか赤色回転灯が客の顔色を赤く明滅させる。 「な…なんだ?」 慌てる太郎をよそに、店舗は地響きとともに大きく揺れだした。 『積載量オーバーを検知しました。 軽量化を実行します。』 再び流れるアナウンス。 そして次の瞬間。 入口の自動ドアが開いたかと思うと、奥のトイレから噴出した人工気流が客どもを店外へと押し流す。
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