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とりあえず、レストランのテーブルで札束のやり取り嫌だったから、バッグに入れて、弘輝さん、外に引っ張り出した。
「あのさ、いくら責任とかなんか言っても、10万なんか受け取れないから!」
本当は喉から手が出るほど欲しい!!
10万あったら、テレビと洗濯機!!
「いいから、本当にこれくらいしかできないから!」
「……正直、欲しい!けど、もう気持ちないから…だから受け取れない……」
「……どうしたら受け取ってくれる?少しでも助けたいんだ」
参った。あ、そうだ!
「じゃあ、セックスしよ?…愛人契約!月に10万!どう?」
あれだけ、付き合ってる期間、セックスしなかった人だ。
最後私が無理矢理するまでしなかった人だ!
しかも『愛人契約』これなら……
「うん。わかった。それなら受け取ってくれるね?」
にこにこ笑顔。……あの、マジ?!
………自分が引けなくなってしまった。
そのまま、本当にラブホに入った。
半分やけくそ。半分お金。自業自得。自己責任。
久しぶりのセックス、気持ち良すぎた。
優しい愛撫。もうおっぱい揉まれた時は早く入れて欲しくて疼いた。
何度も丁寧に敏感な部分を広げて、舐めて、吸われて、それだけでイった。
「はあっ、はぁ、…気持ちいい…んう、気持ちいい!」
「入れるよ……」
「んああっ!」
「んううっ、……香織ちゃんの中、…気持ち良すぎ、…んう、んんう」
そうだ……最後の日、弘輝さんが猿になるまでやったんだ。
私の体、知ってるんだった。
「香織ちゃん、…無理!んんう!気持ちいい!イク!んんうっ!!」
…………早いんだった。
連絡先の交換する時、あえて『基本週末』と、約束した。
愛人契約完了。
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