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「なんか教室であったんだろ?」
「んもうっ…!しつこい!!」
私は首元に回った隼人の腕を掴んで背伸びしながら隼人にキスをした。隼人は驚いていたけれど、唇を重ねたままきつく私を抱きしめてくれた。
「さて。俺のシャワーは少し後でもいいかな~」
唇が離れたかと思うと、ソファーに押し倒されて、隼人は微笑みながら私の頬を両手で覆うと、私は少し照れながら、小さく頷いた。
「いいよ。このまま、キスしてからね」
「キスだけじゃ、止まんないけど」
「マジでか!」
私はそう言いながらも、吹き出して笑った。隼人は私の頬にそっとキスをすると、私もなんだか嬉しくて、隼人の頬にキスをした。
隼人はまだ乾いていない私の髪を撫でながら、鼻先に、額に、顎に、耳たぶにキスをして、私は目を閉じていた。そして、私の両手の指を絡めると、見つめあって、ゆっくりと唇を重ねていった…。
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