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まぁ、コンビニの店長様に猫語は通じないが、鳴かずにいられようかホトトギス。
「にゃっ、にゃにゃにゃにゃ!《よっ、紺の制服が似合いますぜ!》」
オイラのおべっかも虚しく、カリカリオバサンは店長に撃破され、SUVで去って行く。
夕日に赤が映えるぜ。
いや、まだ午前中だった。
紆余曲折あれ、オイラたちはコンビニで仲良くやっていた。
流石に客商売としては、愛猫家が増えつつある中、表立って虐待する訳にはいかんでしょう。
たまに、強面のオジサンが猛犬ポチョムキンを連れて訪れ、オイラたちを脅かすが、そんな時は畑へ避難する。
三匹で柿の木へ登り、上からポチョムキンを睨んでやる。
柿の木ならぬ猫の木アタック。
まぁ、無視される……。
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