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それは自分の快感を求めに行ったのではなく、セックスというものを女性の側から適切に実技を兼ねて学びに行ったという時期です。
「教えて下さい」と年上のお姉さんに事情を話して、指導を頂くわけですよ。
姉御肌のお姉さんなんか「よし、私に任せとき。男にしてあげるわ!」とそりゃ徹底的にこと細かくご指導して下さったお姉さんもいました。
涙が出る程に。
気持ちよくなる側に「ああだ、こうだ。そこじゃない」と具体的に教えて貰うわけだから、これ以上正しいことはない。
しかしこの時の授業料は高くつきましたわ。
給料だけじゃ追いつきません。
若いときだから給料だってたかがしれている。
だから卒業する頃には、とてつもない授業料をあちこちに借入してました。
でもね、今から思えば僕がとった学びの方法は正しかったと思ってます。
そういうことを素直に教えて貰うにはやっぱり若造の時にしか出来ない。
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