6人が本棚に入れています
本棚に追加
「ストおおおおおップ!!」
もうわかってしまっただろうか。
この通り、ユウ太はノベルオタクである。
そしてそのノベルオタクと共に歩いているのが、幼馴染の花澄だ。
「あんたさぁ、そんなに本ばっかり読んでないで、アレ…つくろうと思わないの?」
「アレって?」
流石というべきか。
ユウ太は花澄が上手いこと誤魔化した部分を、鋭く指摘してきた。
「かッ彼女よ!言わなくてもわかるでしょバカ!」
「バカ…かぁ。僕、結構頭いいんだけどな。少なくとも花澄よりは」
「…ユウ太サマの苦手教科音楽だけですもんねー」
花澄が嫌味ったらしくそう言うと、ユウ太は視線を空へと移した。
最初のコメントを投稿しよう!