番外編第3話 ふたりで花火

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因みに、帰りの服だけど。 「よく考えたら車ですし、ノーブラノーパンでも問題ないですよね?」 「ありすぎますっ!」 とかなんとか言いながら、実はノーブラなのだけどパンツだけは履いた! そしてアキさんの借りた服で車に乗るとか、そこからマンションまで帰るとか、しかも下駄とか色々問題はあったけど、なんとか家に帰ることが出来た。 「……思ったより片付いてますね」 「褒めてます?」 勿論、誰にもこんな姿を見られないようにとアキさんに付き添われて。 「ってか、こんな姿で襲われることもないと思いますけど」 「私なら襲います。証明しましょうか?」 「……」 もう……、なんか、こう、どうしようもなく──、 あたしはアキさんが──。 [ end ]
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