番外編第3話 ふたりで花火

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「ほら、分かるだろ?」 ゆっくりとした注挿は、ダイレクトにあたしの指に伝わる。 そして、アキさんのそれがゴツゴツと血管を浮き上がらせてるのも、あたしの愛液でたっぷり濡れてるのも──。 「アキさん、だから……ぁっ、あたし──」 「知ってる。だから、もっと乱れればいい。もっと奥か?」 「あぁっ、あっ……、そこ、だめぇ……っ!」 片足を開くように抱えられて、さらに奥を突かれる。 だけど昨日よりゆっくりな律動に、達するまでにはいかない。 それがもどかしくて、あたしの腰は勝手に揺れてしまう。 「イキたいんだろう? なら、自分の指でイイ場所を弄んで、ほら」 「ぁんっ! ひゃぁっ……、ぁっ……」
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