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「まー部長はリンちゃんで問題なし!だよねー」
笹坂悟、彼の特技はズバリ『鈍感』だろう。空気を読む能力もない……が、ときどきそれが役に立つ……ことがある……のかもしれない……
「なんで生徒会長はウチらに優しいんだろう?」
「へ?リンちゃん?大丈夫?生徒会長ぜんっぜん優しくないじゃんか!あんな人を蔑んだような目で見下してさ!」
「違う、違うわ 違うっていえばサトちんは間違いだらけだけど、沙也加さんは間違ったことはしない。もしウチを潰す気ならあっという間に手遅れになる手で潰してるはずだもの」
「ふーん……ってなんでボクが間違いだらけなんだよ~」
「だってワタシ部長なんて無理だもん」
「じゃ、じゃあやっぱボクが……」
パシンッ
「それもないっ」
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