第1章

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20数年振りの再会の為に御互いの事を知ら話は尽きない様で盛んにイタリア語で捲し立てた!! 本番のイタリア語に馴れなのか?母親は…島の独特なイタリア語を思い出した様で盛んにお喋りをしている!! その間に…俺も子供達や近所の人達と話しに夢中に成った!! 夜も更けたが? 歓迎の宴は中々終らずに軈て朝日が登り初めて燦々と明るく成って要約人々が家路に着いた!! 長旅の疲れも有って…お酒と疲れと安心感でいつのまにか深い眠りに就いて丸1日2人は熟睡して次のお昼頃目を覚ました!! 俺は…2階の部屋からカーテンを開けて窓から見えるシチリア島の景色を眺めていた!! 隣には…未だ母親が軽い寝息を発てて眠っていて俺は静に下に降りて熱つ目のシチリアコーヒーをご馳走に成った!! 其から2時間後…要約母親が降りて来て同じコーヒーを飲んで牧場のおじいちゃんやおばあちゃんに彼女の家から連絡を入れると驚いて直ぐにでも牧場に来なさいと云われたが? 友達の手前もあり…母親は直ぐに行きたいが友達と話が尽きないので明日中には必ず行くと説得して俺を電話口により寄せ挨拶を交わしてどうにか納得させた!! 母親と俺は…2階のベランダにロッキングチェアを並べて落ち着き好きなイタリアンワインを空けて景色を眺めながらゆっくりと味わい母親の影響からかこの地で造られて定期的に日本に贈られていた葉巻を取り出し2人で燻らせた!! そう…母親が楽しんでいた葉巻は彼女からの贈り物で有ったのだ!! 俺も…巻きタバコ依りも香りがよい葉巻をすっかり気に入ってしまい時々楽しむ様に成っていた!! 次の日…彼女の家族や近所の人達に見送られて彼女の運転で島の外れにあるおじいちゃんやおばあちゃんの牧場に向かって車を走らせた!! 長閑な田園風景と海が望むこの島は南部の位置からか温暖地で住みやすい感じを受けたが、母親は無口に成って盛んに車窓から景色を眺めていた!! 軈て…2時間後おじいちゃんの牧場の看板が見えた!! 然し…住居母屋迄は車で暫く走ってから要約玄関に車が着いた!! 流石に牧場は広く牛や馬そして豚等の建物が続き大きな倉庫まで有って中々の広さだ!! 車が停まる音を聞き付けた男の子が…おじいちゃん~お客様だよ~と玄関に飛び込んで報せに走った!! 続く…
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