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向き合って座りこんだ。
「母さんは?」
「出ててもらってる、本当は義兄さんにたのもうと思ってたんだけど今近くにいないから、女親より話しやすいんじゃないかって」
「あー、やっぱだめじゃん。俺アウトじゃん」
「そんな事ない、適切に処置すれば元通りだ」
ーーー彼は大人で知識と経験がそうさせるのだろう、当たり障りなく大人に。
俺は知ってる。俺のこれは人智の及ばない何かが起こしたモノだって。
やっぱり俺は暴食の罪で社会的に死に、恋に狂って心が死ぬのだきっと。
叔父は良識ある現代社会の大人で、あの魔女はドSだ。
何が極上の恋。こんなにも苦しく辛いものなら恋の味も知りたくはなかった。
(おわり…?)
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