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首筋に、つつっ…とヒロ先生の舌が這う。
例えようもない胸のすくみに襲われ、
カンナは思わず
はぁ
っとため息をついた。
声をかけたのは私だ。
下見が終わった後、お酒が入り
指を絡ませながらホテルへと導いた。
「濡れてますね」
ヒロ先生がショーツの上で、指を滑らせている。
くちゅくちゅ。
たまに、意地悪い目をしながら
蜜をかき混ぜてくる。
「恥ずかしいから…やめて、ください…」
ベッドにもたどり着かない、ホテルのドアの前。
淫らな音で耳が汚れていった。
ヒロ先生は、想像以上に、優しく私を扱う。
胸の頂点を愛しそうに、美味しそうに吸う彼を眺める。
愛されてるんじゃないかと錯覚しそうになりながら
私は彼の頭を抱きしめた。
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