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「着いたで。降りな」
そう言われて停まったお店は若い女性が座ってた。
入口にはキツそうな顔つきのおばさんがいた。
晃さんはおばさんに何か一言話して私に中に入るように言って一緒にお店の奥へと入っていった。
奥行は広く、でも古い和風の建物。
奥に広い和室があり、そこへ通された。
ここだけ見れば普通の民家。
だけど中身は風俗。
このお店に座ってた女性は若い人だったけど華やかな衣装と言えるほどの姿では無かった。
私もここで働くのか…
そう思うと少し不安になってきた。
体を商品にして稼ぐからには本気で稼いで早く優花の元へ帰りたい。
そして普通の生活がしたかったから。
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