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それから何やら女将が話すとお酒を持った若いホストが来て前に座り、水割りを作る。
そこまではまぁこれがホストクラブかぁ…くらいの気持ちだった。
自分も水商売はしてたしテレビでもよく歌舞伎町ホストクラブの特集なんかを昔はしてたから。
驚いたのはその後だった。
次から次へとホストが来る。
そして挨拶して座っていく。
気づいた時には女将と私を挟んだ3人以外にずらりとテーブル周りを囲んで15人以上のホストが座った。
え？
え？
ホストクラブってこんなもの？
高級だからか？
と、私は一瞬目が点になったけど、少し落ち着けば直ぐに納得。
それだけ女将がこのお店のかなりの上客で常連だという事だ。
かなりの額を落としてくれる客。
こんな言ってはなんだけど年寄りのおばさんにこれだけ集まるんだから相当お金を使ってるんだろう。
しかも真ん中に座ったのがNO.1で、女将の左側にがNO.2、そして私の右側はなんとNO.3だと聞いたから上位者が全員ここに集まってる。
そんな事普通じゃ考えられない。
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