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そんな事普通じゃ考えられない。
それにお客もたくさん持ってるはず。
なのに１時間近くは3人とも座ってた。
それ以降は交互に入れ替わっては戻ってきたけど私はそこで田舎のラウンジごときじゃ知らないマナーを知った。
ホストが席を離れる時、自分のハンカチを自分のグラスに被せて離れた。
これは必ず戻りますという意味らしかった。
当然ヘルプで座ってたホスト達も他にも回るから離れるけどハンカチを置いていってた。
一番近くに座ってたまだ新人らしき若いホストが一番話しやすかったから私はその人とずっと話してた。
気を使わなくていいし、高級ホストクラブの上位者となんて話せる会話もないし見た感じ絶対年上だったし気取ってる感が私は嫌だった。
だけど私の隣に座ったブサイク？気味のNO.3だけは何故か私からあまり離れずやたら食いついてきてた。
結局半ば強引に連絡先を交換することになり、ついでだからその新人さんとも交換した。
私は早く帰って寝たいのに女将が帰らない。
気づけば朝の5時。
閉店の時間だった。
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