一話完結
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森野は香を焚き、経文帳を並べた。 その時だった。 部屋に誰かが入って来た。 その男は、経が書かれた紙に火を点け、投げつけたのだ。 何度もそれを繰り返した。 大蛇と住職は炎に包まれた。 そしてついに、大蛇の叫び声が聞こえた。
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