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【第3話:王子様抱っこ】
ふぃ~ギリギリセーフ~!
愛染とひろきと
響がそばにやって来た。
ひなたはアラレを下ろして
3人と手を叩きあって
今日もギリギリで
間に合ったことを歓びあった
(*゚∀゚人゚∀゚*)いぇ~ぃ!
いぇ~ぃ!(*゚∀゚人゚∀゚*)
しかしまぁ…
女のコ抱っこして走るとか
有り得んし(^o^; 響が言った。
『ん?なに?お姫様抱っこ
して欲しいん?(笑)』
『して欲しいなら
やったるで?(笑)』と
響を抱き上げようとしたら
視線の端に 窓ガラスに
向かって飛んできた
ボールが目に入った…と共に
ひなたの身体は窓へと向かう
『ちびモグ!』
窓の側でクスクス
笑ってたちびモグを
庇い割れたガラスの破片を浴びる
スローモーションのようだ…と
ひなたは思った。
ゆっくり落ちてゆく破片が
ちびモグに当たらないように
全身で
覆い被さる。
『ちびモグ!大丈夫か?』
破片で切ったのだろう…
額から血を流しながら
ひなたが ちびモグに聞いた。
ぼ、ボクは大丈夫だけど…
ひなたが…
『取り合えず怪我してないか
保健室へ行こう』
ひなたは ちびモグを抱えて
保健室へ走る
ちょ、ちょっと ひな…///
恥ずかしさで
顔を赤くするちびモグに
お構いなしに ひなたは走り続ける
あ~ぁ…アイツたらしだけど
あーゆぅ風だから
憎めないんだょな(笑)
愛染とひろきと響が
顔を合わせて笑った。
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