4:ルアンナとクルス 4 ★

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 ベッドにころりと転がされる。両膝を割られると、とくとくと下腹の奥から蜜がいっそうあふれ出る。まるでこれからすることの準備をするように。 「かわいいよ……ルアンナ」  一度果てたはずのクルスの雄はまだまだ元気だった。その先端をルアンナの秘門に当て、「いい?」とルアンナの反応をうかがう。  ルアンナは恥ずかしさに顔を背けた。  それは、「OK」のサインだった。  クルスが嬉々として腰を推し進めてくる。大きな異物感が、ルアンナの内部を押し開いていく。  濡れた内部は膨れあがった肉棒をすっかり受け入れ、中へ中へと滑らせていく。  奥まで一気に入れたあと――クルスはゆっくり律動を始めた。  ぬっちゅ、ぬっちゅ。大きな水音とともに奥が穿たれる。奥を抉られるたび、ルアンナの芯がきゅうと啼いてクルスの熱の塊を締め付ける。このまま出て行かないでと追いすがるように。  だが、クルスは腰を引く。中が空虚になり、切なくてルアンナは首を振る。  そこへ再びの挿入――  目一杯中を満たされ、ルアンナは自分の体が悦ぶの感じた。こうして中を押し開かれるたび、自分の体は痛みとも快楽ともつかぬ感覚で激しく燃えるのだ。  クルスは正常位で思うさまルアンナの蜜壺を突き上げると、ルアンナの体を持ち上げた。  あぐらをかいて、その上に座らせる。猛った雄で彼女を下から貫くようにしたまま。     
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