一話完結

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雄二は考えた。 とても一つには絞れない。 人生すべて、自分の思い通りになりたいのだ。 雄二はそう言ってみた。 老婆はじっと雄二を見つめた。 そして、また、水晶に向かって何かつぶやいた。 「これで終わりじゃ」 「ええ、もう、終わりですか」 「ああ、二万円置いて帰りなさい」 雄二は信じられないまま、お金を置いて、出ようとした。 すると、後ろから老婆が声をかけた。 「ただし、危険なことを思ったらだめじゃよ」
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