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リハビリと称して陽向だけを達かせていたときは、サイドブレーキまで引いて頑丈に自分を固定し、陽向を寝かせた後バスルームで処理するまで耐えた。
もっとも苦行といっても、陽向を物理的に抱きながら達けないという意味で辛いだけだ。
俺が与える刺激に打ち震え、潤んだ目でこちらを見上げ、切なげに俺の名を呼び縋り付く陽向の姿は、これ以上ないほどの興奮をもたらし、胸には満足感と愛しさがこみ上げる。
だから、陽向の脳内が「セックス=俺との愛の行為」に完全に書き換えられるまで、いつまででも耐えるつもりでいた。
だが、ひと月前から状況が変わった。
陽向の「お願い」に、俺はあっさり陥落してしまったのだ。
俺も相当情けないが、あれはズルい。
めったに我儘も言わず強い自己主張もしない陽向の、「一緒に」という可愛いおねだりに俺が抵抗できるはずもなかった。
しかし、あれは結果オーライだったように思う。
吐精の快感は勿論の事、俺の腕の中で感じている陽向を見て、一緒に駆け上がる瞬間は素晴らしかったし、なにより陽向も自信を付けたようだった。その証拠にあれ以来、不調で反応できない夜は来ていない。
あれから少しずつ陽向を開いて行こうと試している。
今夜は陽向のものを含んでみた。
正直、陽向のものがフルフルと震えているのがかわいくて食べたくなってしまったのだが、陽向の慌てふためきようは想像以上で、あまりの可愛さに頭から丸飲みしたいくらいだった。
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