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突然、熱く纏わりついていたものから解放された。 と同時に、凄い勢いで征治さんが這い上がって来た。 「大丈夫か?」 僕の頬を両手で包んで心配そうな顔で覗き込む。 ?? 僕の呆けた顔を見た征治さんが「あー・・・違ったのか」と大きな息を洩らす。 「へ?」 「助けてっていうから・・・マズったかと・・・」 そう言って僕の頭をぎゅっと抱き込んだ。 「あ・・・その、もう限界で征治さんの口の中で出ちゃいそうだったから・・・」 「なんだ、出せばよかったのに」頭を離した征治さんは、ちょっと意地悪っぽい笑いを含んだ声で続ける。 「だって、もう限界なんだろ?」 そう言って僕のものに手を這わせる。 「ふあっ」 昂ったテンションのままで宙ぶらりんにされていたそれは、ビクビクと跳ねた。 「一人で()くのはやだ」 「じゃあ、今日も一緒に()く?」 征治さんが熱く硬い雄の象徴を僕のものに擦り付け、快感が脊髄を走る。 「陽向が色っぽくて可愛くて、ずっと俺はこんなだよ」 こんなジタバタしてる僕のどこに色気があるんだか・・・征治さんの目はおかしい。
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