夢 ~プロローグ~

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 ふと見上げた先で、目と目が合う。その距離はほぼないに等しい。  不思議と2人-少女と僕-は見つめ合った目を逸らさない。  不意にどちらからともなく、唇を重ねた。  はじめは優しく、そっと。  そして、少し離れた後再び、今度は強く重ねる。  時間が止まったような感覚、まるで夢の世界にいる様だった。  永遠に続けばいいと思った  夢であっても構わないから・・・
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