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「俺もミサのことが好きだよ。初めて人を好きになった。」 「……智之。」
二人気持ちが通じたのか、キスをしていた。触れるだけのキスでも互いの気持ちが通じ、自分の中に満足感があった。
「ミサ…続きが描きたい。」
「………うん。」
岩場にもどり絵を描き始めた智之は 真剣な眼差しで筆をとると、描き始めた。静かな時間が流れてやがて日が沈みはじめた頃、智之の絵は完成した。筆を置くと 描いた絵を私の方にむけると、
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