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「……もう大丈夫よ、忘れないよ…。」
「ミサ……本当に今日はありがとう、感謝してるよ。」
私は智之の話を静かに聞いていた。
「最後にミサにお願いがあるんだ。」 「……………。」
暗くなった浜辺は 人が一人もいなくなり、 波の音だけが静かに聞こえてきた「俺はミサを幸せにできなかったから もしできる人が現れたら、迷わずその人と幸せになって下さい。」「……………。」 「約束だよ。」
そう言った智之は 小指をたてて、
「指切りだよ🎵 嘘ついたら針千本の~ま~す~🎵指切った。🎶 約束だよ。」
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