バイバイ

4/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
ニコニコ顔で私の顔をじっと見ると、 「ミサ、何か相談事があったらいつでも言って。」 「うん‼ありがとう。」 大貴がニコニコ顔で私を誉めていると、隣からヤマトが不機嫌な顔で、話かけてきた。 「ふ~ん…。」 「…………。」 「何?ヤマト。」 ヤマトは大貴を自分の方に引き寄せて 抱き締めると、 「だめだ‼あげない‼」 「何をつまんない事を言ってるんだ‼ヤマト‼バカ‼」 二人を見てるとおかしくなって、久し振りに声をあげて笑っていた。その様子を二人はきょとんとした顔で見ている。 『智之、私は幸せだよ。』 ~第二章(完)~
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!