第4章 ‡魔獣の高山‡

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さっそく動き出したフウだけど… やっぱり、まだ…体が硬直してるようだね 魔獣Gはシグとフウに対して鋭い爪で 引っ掻き攻撃をくり出した!   引っかかれた二人は後ろに後ずさる… 魔獣Eがイー、エー、サーを払いのけて こちらに近づいてきた! 魔獣E 「キサマガコイツラノ シドウシャダナ!クッテヤル!」 魔獣Eが僕に飛びかかってきたから 僕は横にそれてやり過ごす! あぶなかったぁ…あの図体のでかさだ 僕の体なんてひと溜まりもない… 追ってイー、エー、サーが 魔獣Eに再び接近する 魔獣E 「キョンシータチハイタミヲカンジナイ ダカラオレサマタチヨリモヤッカイダ…!」 魔獣Eはイー、エー、サーに 追い回されて後ずさった! 魔獣G 「コノゴウヅメヤロウ!」 魔獣Gはフウに切り裂き攻撃をくり出したが その手を簡単に払いのけてしまったんだ… どうやら硬直が解けたようだ フウの構えが変わり その手はしっかり剛爪の持ち手を握っていたけど フウは後ろに飛び退き手を広げて構えた これは、虎拳か! なるほどね…フウは虎拳の使い手…! 虎拳の使い手 フウ・ズァオ 「跡形もなく…切り刻んでやるぜ…!」 なんか…滑舌もよくなってる…!?image=507539591.jpg
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