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僕は頷いて建物に駆け寄った…
玄関のノブに手をかける
ガチャン…
やっぱ鍵がかかってるか
僕は姿勢を低くして
裏口にまわった…
ノブを回す…
よし、裏口は開いてたぞ!
「やめてっ…!触らないでっ…!」
「そう言わないでおくれよ、イブリッサ…
我は貴様に一目惚れをしてしまったのだ」
!
女の子と若い男の声…
部屋が近くにあるんだな!
「いやだっ!アタシは魔人族よっ!」
「種族なんて関係ないだろハニー…
我は魔獣族だが一人の雄でもある
我が子を孕めば、我ら魔獣族は繁栄する…
そして、魔人族は我ら魔獣族の支配下になる。」
甘く囁く若い男の声だが
僕は腹立たしくて仕方なかった…
「ハニー…痛いのは
一瞬だ…すぐに気持ちよくなるぞ…
だから、脚を広げろ…
下着も脱がせてやるから」
僕は急いで二人の声がする
部屋に向かった…扉は半開きだよ
「いやだったらっ!なんで、アタシが
魔獣の子を孕まないといけないのよっ!」
小さくもみ合う音と
シーツが擦れる音がして
僕は半開きの扉からなかを覗く
少女が大男の肩を足で押して拒絶するが
大男は少女の足をつかんで
もう片方の手で脚を開かせようとしていた…!
あの少女がイブリッサ…
あっちの白髪の大男がケラトだな!
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