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椅子に
座ったまま
足をバタつかせながら
ホットケーキのおかわりを待つ。
「だから真央はいつまで経ってもガキのままなんだな。」
「違うもん！ちゃんと成長してるもん。」
「どこが？」
「……い、色々だよ色々！」
「へぇ」
テーブルに片肘をつき
意地悪な笑みを浮かべるなっちゃん。
昔の
なっちゃんは
あんなにも優しかったのに
最近のなっちゃんは口を開けば意地悪ばかりで。
「食事中に肘ついたらお行儀悪いよ」
「残念でした。食事はとっくの昔に終わりました。」
そう
言いながら
完食済みの
お皿を指差すなっちゃん。
いつの間に……
「ちゃんと噛んで食べた？」
「ガキのお前と一緒にすんな。」
また
私のこと
ガキって言った！！
頭にきて
言い返してやろうと
声を出そうとした瞬間
なっちゃんが
新聞に手を伸ばしたから
喉まで出かかった言葉を
寸前のところでゴクリと飲み込んだ。
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