第二十一章 世界の半分

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「……志摩、ごめん、光二を助けて欲しい」  光二に何かあったのであろうか。  氷渡は、そのまま志摩を船に乗せると、用意していた布で出られないように封印していた。  村は闇のまま、二か月が経過していた。 やっと、柴崎の守人様は光とのリンクがないと周囲が気付き、慌てて俺を探し始めた。
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