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守人様が×に喰われてしまったのならば、その×を連れて来い。
守人様と契約していても、唯一の解除方法があり、それが喰う事であった。
だから、志摩はどこかで生きているとされた。
「目の前で喰われたのは見ていたから……上月はいないと分かっている。
だから、村は滅びて、皆、外で暮らせばいいと思った」
志摩も、どこかで生きていればいいと、氷渡は思っていた。
しかし、非常事態が発生したらしい
「まず……×の半分が柴崎 満千留に喰われた。そして闇が濃すぎて、
人が村に住めなくなっている」
人は逃げて、外の世界に来ていた。
しかし、×には、外の世界に出られない者が多く存在していた。
守人様の光は、札で制御されていた。太陽光には制御がない。
弱い×は、太陽光で消えてしまうらしい。
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